廃棄物処理施設作業従事者に対する法に定める特別教育
廃棄物処理施設作業従事者に対する法に定める特別教育の開催について
(認定機関が行う特別教育の実施について)
2019年4月より、事業者が行う危険又は有害な業務(労働安全衛生規則第36条に定める57業務)に廃棄物処理施設に従事する業務が含まれることに改正されました。
(主旨法令文)
労働安全衛生法第 59 条第 3 項の規定にもとづき、事業者は、厚生労働省令で 定める危険又は有害な業務に労働者をつかせるときは、その業務に関する安全
又は衛生のための特別の教育を行わなければならない、特別教育を必要とする。 |
これにより、北海道内の廃棄物処理に関する事業を行っている企業従事者に対し法の定める特別教育を本研究所(北海道労働局登録機関・北海道環境生活部廃棄物関連講習認定機関)で廃棄物処理施設作業従事者特別教育を毎年実施することになりました。
従事する職員の業務知識の向上、その業務の重要性、社会に対する貢献度の大きさを再確認し、職員のモチベーションを高め、職員の定着、スキルアップを図ることは企業の最も重視すべきことです。
本研究所において別紙添付の日程にて法に定める特別教育を開催いたしますので、参加されますようご案内申し上げます。
又、開催会場より遠方の企業で10人以上の受講者がある場合は、開催企業にて会場・講師派遣の経費・宿泊費を負担して頂ければ、本研究所より講師を派遣して貴企業にて特別教育を実施いたしますので、本研究所講習会担当者まで連絡頂けますようお願い致します。
特別教育を修了された方には修了証書を発行し、企業においては全従業員のうち50%以上が受講されたときには企業教育修了証書を発行致しますので、提示願います。
なお、申込みにつきましては、当協会ホ-ムペ-ジにあります申込み書に必要事項を記入して、FAXでお願い致します。
廃棄物処理施設作業従事者特別教育 要 項
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主旨
<労働安全衛生法第 59 条第 3 項>
の規定にもとづき、事業者は、厚生労働省令で定める危険又は有害な業務に労働者をつかせるときは、その業務に関する安全 又は衛生のための特別の教育を行わなければならない。以下労働安全衛生規則第36条
<労働安全衛生規則第36条>
事業者が行う危険又は有害な業務に廃棄物処理施設に従事する業務が含まれています。
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受講資格
18歳以上、各課程を業務として企業からの雇用証明があるもの
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開催日程
【札幌会場】 札幌市中央区北2条西7丁目 かでる2・7
各回定員50名 |
開催カリキュラム |
第1回 |
2019年11月11日(月曜日) |
④産業廃棄物処理 |
第2回 |
2019年11月12日(火曜日) |
⑤分別・選別・リサイクル |
第3回 |
2019年11月13日(水曜日) |
①破砕施設 |
第4回 |
2019年12月16日(月曜日) |
③最終処分場 |
第5回 |
2019年12月17日(火曜日) |
②焼却施設 |
第6回 |
2019年12月18日(水曜日) |
④産業廃棄物処理 |
第7回 |
2020年 2月25日(月曜日) |
⑤分別・選別・リサイクル |
第8回 |
2020年 2月26日(火曜日) |
①破砕施設 |
第9回 |
2020年 2月27日(水曜日) |
③最終処分場 |
第10回 |
2020年 3月 2日(月曜日) |
②焼却施設 |
第11回 |
2020年 3月 3日(火曜日) |
④産業廃棄物処理 |
第12回 |
2020年 3月 4日(水曜日) |
⑤分別・選別・リサイクル |
【旭川会場】 旭川市5条通り5丁目左10 旭川建設会館(予定)
各回定員50名 |
開催カリキュラム |
第1回 |
2020年1月14日(月曜日) |
①破砕施設 |
第2回 |
2020年1月15日(火曜日) |
③最終処分場 |
第3回 |
2020年1月16日(水曜日) |
②焼却施設 |
第4回 |
2020年3月(日程2020年1月決定) |
④産業廃棄物処理 |
第5回 |
2020年3月(日程2020年1月決定) |
⑤分別・選別・リサイクル |
第6回 |
2020年3月(日程2020年1月決定) |
④産業廃棄物処理 |
【特別教育課程(各回共通)】
8:45~ 9:00 |
受 付 |
9:00~ 9:50 |
第1講 |
10:00~10:50 |
第2講 |
11:00~11:50 |
第3講 |
11:50~13:00 |
昼休み |
13:00~13:50 |
第4講 |
14:00~14:50 |
第5講 |
15:00~15:30 |
修了考査 |
15:30~15:50 |
質疑応答 |
遠方・企業単独での開催を希望する場合(10人以上/回)は、貴企業で講習会場及び講師経費を負担して頂きます。
その他詳細及びお問合せは講習会担当者 大畑までお願い致します。
(TEL 090-3115-4420)
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特別教育カリキュラム内容
廃棄物処理は、分別・選別を含め機械化作業が多く危険が伴うことが多くなりました。安全管理・労働災害防止を行う上で廃棄物処理施設業務従事者の知識と技能の向上は重要なことです。
- 破砕施設(各1時間)
- 破砕施設の構造・機構・概要
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- 破砕施設の処理能力
- 大気汚染防止法
- 騒音・振動規正法
- 関係法令と災害
- 焼却施設(各1時間)
- ダイオキシン類の有害性
- 作業開始時の設備の点検
- 作業の方法及び事故の場合の措置
- 焼却施設の構造・焼却機構
- 関係法令と災害
- 最終処分場(各1時間)
- 最終処分場の構造・概要
- 水質汚濁防止法
- 埋立作業・処理技術
- 事故防止と維持管理
- 関係法令と災害
- 産業廃棄物処理(各1時間)
- 産業廃棄物の種類
- 廃棄物処理の目的・意義
- 収集運搬・保管業務
- 不法投棄
- 関係法令
- 分別・選別・リサイクル(各1時間)
- 分別・選別の経緯
- 分別と選別の違いと利用
- リサイクルの目的・意義
- リサイクルの種類
- 関連法規
上記カリキュラムにおいて、従業員1人が複数受講できることとします。
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受講料金
区分 |
受講料 |
環境関連事業推進協議会会員企業の従業員 1課程
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15,000 円 |
その他非会員企業の従業員 1課程 |
20,000 円 |
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振込先
【口座名】 |
イッパンシャダンホウジン カンキョウソウゴウケンキュウジョ
一般社団法人 環境総合研究所
リジチョウ イイダ カズユキ
理事長 飯田 和幸
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【銀行名】 |
北洋銀行 苗穂支店 普通預金 3350116 |
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申込書
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